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住み替えを考え始めたとき

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最初にすべき3つのこと。

こんにちは、才光不動産です。

「そろそろ住み替えを考えようかな」という段階の方に向けて、今日は話します。住み替えは「売る」と「買う」が同時進行する取引です。どちらか一方だけを考えていると、必ずどこかでつまずきます。最初にすべき3つのことを整理しておけば、住み替えの全体像が見えてきます。

住み替えで後悔する方の多くが「売ることと買うことの連動を考えていなかった」という点で共通しています。この記事では、その連動を最初から意識するための準備を話します。

住み替えの失敗パターンは2つあります。「先に売ったら次が決まらず仮住まいが長期化した」と「先に買ったら旧居が売れず二重ローンになった」。どちらも最初の段階で防げます。

すべき① 今の家の市場価値を正確に把握する

住み替えの計画はすべて「今の家がいくらで売れるか」という数字から始まります。この数字が確定しないうちに次の購入物件を探しても、予算の根拠がありません。

査定を受けることへの心理的ハードルを感じる方がいますが、査定を受けたからといって売る義務は生じません。まず現実の数字を知ることが、住み替え計画の土台です。複数社から査定を取り、その根拠を比較することで、自分の物件の市場価値に対する感覚が養われます。

また査定価格はあくまで「売り出し価格の目安」です。実際の成約価格は査定より5〜10%低くなるケースが多いため、住み替え資金の計算には査定価格の85〜90%を「手取り見込み額」として使うことをお勧めします。

すべき② 資金計画の全体像を数字で作る

住み替えの資金計画は以下の要素を整理することから始まります。

住み替え資金計画の構成要素
項目内容
売却手取り(見込み)査定価格×0.85〜0.90-ローン残債-仲介手数料等諸費用
自己資金貯蓄から諸費用・引越し費用等を差し引いた額
新規ローン借入可能額金融機関での事前審査で把握(年収・勤続年数・年齢が基準)
次の購入予算上限売却手取り+自己資金+新規ローン=購入予算の上限

この計算を事前にしておくことで「いくらまでの物件が買えるか」という現実的な予算が確定します。これなしに物件探しを始めると、予算オーバーの物件に目移りして判断が鈍ります。

すべき③ 「売り先行」か「買い先行」かを決める

住み替えのタイプは大きく2つです。

売り先行とは、今の家を売ってから次を探す方法です。売却資金が確定してから購入できるため資金計画が明確になります。一方で売れた後に仮住まいが必要になることがあり、賃貸費用と引越しが二度発生するリスクがあります。

買い先行とは、次の家を先に決めてから現在の家を売る方法です。気に入った物件を逃さないメリットがありますが、旧居が売れない間は二重のローン負担が生じます。資金に余裕がある場合に限られます。

どちらを選ぶかは、手元資金の余裕・次の住まいへの急迫度・現在の家の売れやすさで判断します。迷う場合は「売却と購入の同時進行」という方法もあります。売却活動と並行して購入候補を探し、売却の目処が立った段階で購入を決断する。これが最も多く選ばれる現実的な方法です。

住み替えの準備は「今の家の価値を知ること」から始まります。その数字を持った上で資金計画を組み、売り先行か買い先行かを決める。この順序を守るだけで、住み替えの失敗リスクが大幅に下がります。

毎日更新しています。

本日は以上です。

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