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不動産の準備室

そろそろ実家を

火曜日の「不動産の準備室」

「そろそろ実家を」と
思ったら、まずやること。

こんにちは、才光不動産です。

今週の「不動産の準備室」です。「親も高齢になってきたし、そろそろ実家のことを考えないと」——そう思う瞬間は、多くの方に訪れます。でも実際に何から手をつければいいのか、分からないという声をよく聞きます。急いで結論を出す必要はありませんが、少しずつでも準備を始めておくと、いざというときの気持ちの余裕がまったく違います。今日は、実家じまいを考え始めた段階でできる準備について書きます。

実家じまいの準備は、売却の準備であると同時に、家族の対話の準備でもあります。不動産の話を進める前に整えておきたいことが、いくつかあります。

最初にすべきは名義の確認

実家の名義が誰になっているか、正確に把握できている方は意外と多くありません。祖父母の代のままになっているケースや、共有名義になっているケースもあります。名義の確認は法務局で登記簿謄本を取得すればすぐに分かります。もし名義が古いままであれば、実際に売却が必要になる前に、相続登記も含めて早めに整理しておくと、後の手続きが格段にスムーズになります。なお相続登記は2024年から義務化されており、正当な理由なく放置すると過料の対象になる可能性もあるため、この機会に確認しておくことをおすすめします。

家族で話しておきたいこと

名義と同じくらい大切なのが、家族間の意向のすり合わせです。「残したいのか、売りたいのか」「誰が住むのか、誰も住まないのか」。この認識が家族の中でバラバラのまま時間が経つと、いざというときに意見がまとまらず、判断が遅れてしまいます。親が元気なうちに、一度で構わないので実家についての希望を聞いておくことをおすすめします。

中の荷物と、将来の管理のこと

意外と時間がかかるのが、家の中の荷物の整理です。長年暮らした家には、思い出の品から日用品まで、想像以上の量のものが残っています。すべてを一度に片付けようとせず、「残すもの」「家族で分けるもの」「処分するもの」に大まかに分けるところから始めると気持ちが楽になります。また、すぐに売却しない場合でも、誰がどのくらいの頻度で見に行くのか、庭の手入れや通風はどうするのかといった、当面の管理方法を決めておくことも大切です。実家じまいは一度に完結させるものではなく、少しずつ段階を踏んで進めていくものだと考えておくと、気持ちの負担も軽くなります。遠方に住んでいて頻繁に通えない場合は、地域の空き家管理サービスを利用するという方法もあります。

実家じまいは、すぐに売る・売らないを決めることではありません。名義を確認し、家族の意向を聞いておく。それだけでも、いざというときの選択肢は大きく広がります。まずは情報を集めるところから、少しずつ始めてみてください。当社では登記の確認や今後の進め方のご相談も、売却を前提とせずお受けしています。

毎日更新しています。

本日は以上です。

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