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人と家の物語

一匹の保護猫

日曜日の「人と家の物語」

一匹の保護猫のために
家を選び直した人のこと。

こんにちは、才光不動産です。

今週の「人と家の物語」です。一人暮らしの女性が、保護猫を迎え入れることを決め、そのために住まいを選び直したというお話です。人ではなく一匹の猫が、住まい探しの主役になった、少し珍しい案件でした。人と動物のあいだにも、暮らしを大きく動かす縁があるのだと感じさせられました。個人が特定されないよう、状況は再構成しています。

住まい選びの基準は、人によって本当にさまざまです。今回のように、一緒に暮らす小さな命のために条件を組み立てていくご相談も、決して珍しくありません。今日はそのあたたかい物件探しの様子をご紹介します。

保護猫との出会いが、暮らしを変えた

もともとペット不可の賃貸マンションに住んでいたその方は、ボランティア活動で出会った一匹の保護猫がどうしても忘れられず、迎え入れることを決意されました。そのためにまず必要だったのが、ペット可の住まいへの引っ越しです。相談にいらっしゃったときには、すでに「この子のために」という強い気持ちが固まっていて、私たちもその真剣さに背中を押されるようでした。スマートフォンに保存された猫の写真を何枚も見せていただき、その表情から愛情の深さが伝わってきました。

猫目線での物件選び

物件探しの基準は、人間の暮らしやすさだけでなく、猫にとっての安全性にも及びました。窓の外に猫が出られる隙間はないか、ベランダの柵は十分な高さか、床材は爪に負担がかからないか。私たちにとっても新鮮な視点で、内見のたびに一緒になって細部を確認しました。普段は気にも留めない網戸の隙間や配管の穴まで、猫が通り抜けられないか丁寧にチェックしました。最終的に選ばれたのは、日当たりの良い掃き出し窓があり、ベランダに安全な柵を後付けできる物件でした。決め手になったのは、窓辺に猫が座れるくらいの奥行きがあったことだったそうです。

引っ越し後に届いた、一枚の写真

引っ越しから1ヶ月ほど経った頃、その方から窓辺で日向ぼっこをする猫の写真が送られてきました。「この子のおかげで、家に帰るのが毎日楽しみになりました」というメッセージが添えられていて、私たちも思わず顔がほころびました。住まいが誰かの、あるいは何かの居場所になる瞬間に立ち会えることは、この仕事の大きな喜びの一つです。あの真剣な内見の日々を思い出すと、今でも自然と頬が緩みます。

家族の形は、人間だけとは限りません。一緒に暮らす小さな命のために住まいを選ぶという選択も、私たちにとっては同じくらい大切なご相談です。どんな暮らしの形であっても、遠慮なくご相談ください。人生を共にするパートナーが、二本足でも四本足でも、私たちの向き合い方は変わりません。これからも、どんな小さな家族の形も大切にしながら、お手伝いを続けていきたいと思っています。

毎日更新しています。

本日は以上です。

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