この仕事で
「うまくいかなかった」
と感じるとき。
こんにちは、才光不動産です。
今日は少し内向きな話をします。この仕事を続けていると、うまくいかないと感じる場面があります。成約できなかった、伝えたいことが伝わらなかった、もっとうまく立ち回れたはずだったという後悔——。そういう感覚と、どう向き合うかを今日は書きます。
うまくいかなかったと感じるとき、その原因を自分に帰すか外部に帰すかで、その後の行動が変わります。外部に帰すと楽ですが、成長しません。自分に帰すと重いですが、次につながります。

最近うまくいかなかったと感じたこと
先月、買主と売主の間の調整がうまくいかず、成約直前で話が壊れた案件がありました。価格交渉のやり取りの中で、私の言葉の選び方が売主の感情を刺激してしまいました。結果として売主が「やっぱりこの値段では売れない」という感情的な判断をしてしまい、買主は別の物件を探すことになりました。
技術的には、もっとうまい言い方があったはずです。売主の感情を先に受け止めてから数字の話に入るべきでした。順番を間違えました。後からそのことに気づいても、その案件は戻ってきません。こういう後悔は、静かに尾を引きます。
後悔との正しい付き合い方
うまくいかなかった案件について、私はしばらく考える時間を取るようにしています。何がよくなかったか。どこで判断を誤ったか。次に似た状況が来たらどうするか。この振り返りを言語化することで、同じ失敗を繰り返しにくくなります。
ただ振り返りには時間制限を設けるようにしています。ずっと後悔し続けることは、次の仕事への集中を妨げます。「あの案件から何を学んだか」という問いに答えが出たら、そこで区切りをつけます。後悔を引きずることと、反省から学ぶことは違います。引きずることは感情の問題で、学ぶことは行動の問題です。感情は手放して、学びだけを持ち続ける——。それが理想ですが、実際にはいつもうまくいくわけではありません。
「うまくいかない」が続くとき
うまくいかないことが続くと、自分のやり方を根本から疑いたくなることがあります。もっと違うアプローチをすべきか、方針を変えるべきか——。そういう時期は、この仕事をしていれば必ず来ます。
そういうときに私が戻るのは「なぜこの仕事をしているか」という原点です。手数料を稼ぐためだけではなく、目の前の人の住まいの問題を誠実に解決したいから。この原点に戻ると、うまくいかない理由が少し違って見えてくることがあります。技術の問題なのか、誠実さの問題なのか。技術は練習で上がりますが、誠実さは意識し続けることでしか保てません。うまくいかないときほど、誠実さの確認が必要だと思っています。
今月は先月より少しうまくやれたと思います。完璧ではないですが、学んだことが少し形になった感覚があります。それで十分です。毎月少しずつよくなっていけばいい。そう思いながら今日も仕事をしています。

うまくいかないことは、次のための素材です。引きずらず、でも忘れず。その姿勢を保つことが、この仕事を続ける上で大切にしていることのひとつです。
本日は以上です。
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