今週は査定が3件。
こんにちは、才光不動産です。
金曜日は「近況報告」として、その週の仕事の様子を少しだけ書くことにしました。大きな話ではありませんが、不動産屋の日常というのはどんなものかが伝わればと思っています。
今週は査定の依頼が3件ありました。3件とも売却を前提とした相談でしたが、事情はそれぞれまったく違いました。

1件目は住み替えのための売却。2件目は相続に伴う処分。3件目は離婚を前提とした財産整理。同じ「査定」という依頼でも、背景にある人生の局面はまったく違います。
1件目の住み替えは、お子さんが生まれたことで手狭になったご家族でした。今の家をいくらで売れるかによって、次の家の予算が決まります。話の中心は数字ですが、その数字の向こうに「この家でこの子どもを育てたい」という気持ちがあるのが伝わりました。査定額を伝えたとき、奥様が「これだと次の家でちゃんと頭金を入れられる」とほっとした様子で言っていたのが印象的でした。
2件目は相続で実家を引き継いだ方でした。お父様が亡くなられて数ヶ月、まだ片付けも途中とのことでした。売ることへの後ろめたさがあるとおっしゃっていました。査定の前に少し話を聞く時間を取りました。数字を出すより先に、その気持ちを受け取ることが必要だと感じたからです。
3件目は離婚の話が絡んでいました。詳細は書けませんが、感情が複雑に絡まった状況での相談でした。こういった場合、私は不動産の専門家として事実と選択肢をお伝えすることに徹します。感情に踏み込みすぎず、でも冷たくならずという距離感を保つことが、今の自分にできることです。
3件でそれぞれ違う時間を過ごしました。査定という作業は同じでも、向き合う内容はまったく違う。それがこの仕事の重さであり、面白さでもあります。来週もいくつか動いている案件があります。来週の金曜日にまた報告します。

不動産の仕事は、人の人生の節目に関わる仕事です。その節目のひとつひとつに、丁寧に向き合うことを続けていきます。
本日は以上です。
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