仕組みと活用方法
こんにちは!才光不動産です。
本日は、不動産投資を考えている方にとって
重要な「減価償却」について解説します。
減価償却を正しく理解し活用することで
税金対策や資産形成に役立ちます!
減価償却とは?
不動産などの資産は、購入した時に一括で
経費計上するのではなく、長期間にわたって
価値が減少していくものと考えられます。
この価値の減少分を毎年経費として
計上する仕組みを「減価償却」といいます。
簡単に言うと、建物の購入費用を複数年に
分けて経費にできる制度です!
なぜ減価償却が重要なの?
POINT✅ 節税効果:毎年の所得から経費として
計上できるため、税金を抑えられる。
✅ キャッシュフローの安定:支出を
コントロールしながら
計画的に資産を運用できる。
✅ 長期的な投資戦略に活用:投資物件の
売却時期や資産の入れ替えを
戦略的に考えられる。
不動産の減価償却の計算方法
不動産の減価償却は「建物部分」のみが対象で
「土地」は減価償却できません。
法定耐用年数とは?
減価償却の計算では、建物の種類ごとに
「法定耐用年数」が定められています。
建物の種類 法定耐用年数
構造 | 法定耐用年数 |
木造 | 22年 |
軽量鉄骨(厚さ3mm以下) | 19年 |
軽量鉄骨(厚さ3mm超4mm以下) | 27年 |
重量鉄骨 | 34年 |
鉄筋コンクリート(RC造) | 47年 |
例えば
2,000万円の木造アパートを購入した場合
耐用年数は22年なので、
2,000万円 ÷ 22年 = 約90.9万円
毎年90.9万円を減価償却費として計上できます。
減価償却を活用した税金対策
減価償却費は、実際にお金が出ていかなくても
経費として計上できるため、不動産所得の
税負担を軽減する効果があります。
節税の具体例
例えば、年間の家賃収入が500万円、その他の経費が200万円の場合、
500万円 – 200万円 = 300万円(課税所得)
ここで、減価償却費として90万円を計上すると、
300万円 – 90万円 = 210万円(課税所得)
この210万円が所得税や住民税の計算対象
となるため、税金が安くなるのです!
減価償却の注意点
減価償却を活用する際には
以下の点に注意しましょう。
POINT✅ 土地は減価償却できない → 物件購入時に
「建物と土地の割合」を正しく把握する
✅ 法定耐用年数を超えた中古物件の計算 →
「耐用年数の短縮」が可能なケースもある
✅ 売却時の税金(譲渡所得税)に影響する →
減価償却を多く計上すると、売却時の利益が
大きくなり、譲渡所得税が増えることがある
特に中古物件の減価償却計算は複雑なので
不動産投資を検討している方は
税理士や不動産の専門家に
相談するのがおすすめです!
まとめ
POINT✅ 減価償却とは、建物の価値を長期間
にわたって経費に計上する制度
✅ 法定耐用年数によって計算方法が異なる
✅ 節税効果があり、不動産投資の
キャッシュフロー改善に役立つ
✅ 売却時の税金にも影響するため
計画的に活用することが重要
減価償却をうまく活用すれば
賢く節税しながら資産運用ができます!
不動産投資をお考えの方は
ぜひ才光不動産までご相談ください!
それでは、また次回の
ブログでお会いしましょう!
本日は以上です。
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