“思い出”が査定価格を
歪める心理
こんにちは、才光不動産です。
住み慣れたご自宅の売却を考えるとき
「この家にはたくさんの思い出が
あるから高く売りたい」
と感じられる方も多くいらっしゃいます。
そのお気持ちは私たちにもよくわかります。
ですが、不動産の価格には
「感情的な価値」と「市場における客観的価値」
のギャップが生まれることがあるのです。
◆ 思い出補正=エンドウメント効果

心理学ではこのような現象を
「エンドウメント効果(保有効果)」と呼びます。
自分が所有しているモノには
実際の市場価値以上の値段をつけたくなる
という人間の自然な傾向です。
例えば、「小さい頃に植えた木があるから」
「子どもが初めて歩いた部屋だから」など
想いが詰まったご自宅ほど主観的な価値が高まります。
◆ 価格に“想い”を乗せすぎると…
想いが強くなるあまり
相場よりもかなり高めの価格設定になってしまうと
結果として売れ残りにつながるリスクも出てきます。

すると、「売れないこと自体がストレス」となり
結局、価格を下げて再出発するケースも少なくありません。
もちろん、想いを大切にしながらも
“市場で受け入れられる価格帯”
を知っておくことが重要です。
◆ 感情と現実のバランスをとるには
私たちがまず大切にしているのは、
「想いに耳を傾けること」です。
そのうえで成約事例や市場動向などの客観的データ
と照らし合わせ
お客様の納得感ある売却を目指します。

\ おすすめの整理方法 /
● 「思い出」は、価格ではなく
写真やアルバム、言葉に残しておく
● 「今の家の魅力」を
第三者視点で紙に書き出してみる
● 「買主目線」での“価値”を一度想像してみる
◆ 最後に
売却には「お金」だけでなく、
気持ちの整理も必要だと思っております。
私たちは、お客様が
“納得して前を向ける売却”をサポートいたします。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
本日は以上です。
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