不動産の現実 Vol.3
— 才光不動産が本音で解説
— 才光不動産が本音で解説
こんにちは、才光不動産です。
Vol.2では「値下げの判断基準(いつ/いくら/どう刻む)」を現場目線で整理しました。
そして今回のVol.3は、売主様が一番気になるテーマです。
「できれば値下げせずに決めたい」
この希望は当然ですし実務でも十分に可能です。
ただし、やり方を間違えると“値下げ以上に損をする条件”を出してしまうこともあります。
※本記事は一般論です。物件の個別事情(築年数・道路付け・駐車・近隣・修繕状態等)で最適解は変わります。
現実①:買主様は「価格」より「不安」と「手間」で離脱します
不安があると、比較表に残りません
同じ価格帯で物件が並んだとき、買主様はまず
“面倒が少なそう/安心できそう”な物件から見ます。
不安が残ると、内見すら行かずに候補から外れることがあります。
「条件が曖昧」=リスクに見えます
引渡し時期、残置物、修繕の履歴、境界、設備の状態…。
ここが曖昧だと、買主様はこう感じます。
「後で揉めそう」。
決断の“最後の一押し”は条件です
価格を下げなくても、条件が整理されているだけで決断が進みます。
逆に条件が重いと、値下げしても決まらないケースがあります。
才光不動産の本音値下げは分かりやすい解決策ですが、“条件の整備”はもっと効く場面があります。
価格を守るために、まず条件で「比較負け」を減らします。
価格を守るために、まず条件で「比較負け」を減らします。
現実②:条件調整で“効きやすい順番”が決まっています
- ① 引渡しの見通しを「言える形」にする
「引渡しは相談」でも構いませんが、相談の幅が見えないと進みません。
例:最短/標準/最大の目安(○月中旬以降〜等)を出すだけで、買主様は動きやすくなります。 - ② 残置物の扱いを明文化する
残置物は、買主様にとって「費用」と「手間」が読めない要素です。
「撤去して引渡し」か「現況のまま(要相談)」かを明記し、判断材料を先に渡すと反響が変わります。 - ③ 設備・劣化・修繕履歴を“隠さず整理”する
ネックを隠すと、内見時に信用を落とします。
逆に整理して提示すると、「この売主は誠実」と評価されることがあります。 - ④ 境界・測量の考え方を示す
境界が曖昧な土地は、それだけで「怖い」と感じる買主様がいます。
「現況」「確定測量の可否」「引渡しまでにやる/やらない」を整理するだけでも、比較で残りやすくなります。
※順番が大事です。最初から“重い条件”で調整を始めると、買主様の比較表で不利になります。
現実③:やってはいけない条件調整(値下げ以上に損をする)
- NG①:いきなり「大幅な負担」を背負う
例:根拠なくリフォーム費用を負担する、過剰な保証を付ける、など。
本来は価格調整で済む内容を、条件で背負うと損が大きくなります。 - NG②:「なんでも相談可」にして、実質何も決まっていない
相談は悪くありません。
ただし相談の幅が見えないと、買主様は「結局面倒」と感じます。
“相談の枠”を示すのが現場のコツです。 - NG③:条件を出し過ぎて「弱い物件」に見える
条件を並べすぎると、買主様は「何か問題があるのでは」と疑います。
条件は“必要最低限を整える”が基本です。
才光不動産の本音値下げを避けるために、条件で背負いすぎるのが一番危険です。
「価格を守るための条件調整」を徹底します。
「価格を守るための条件調整」を徹底します。
現実④:条件調整が効く物件/効かない物件(線引き)
| 状況 | 条件調整の効果 | 現場判断 |
|---|---|---|
| 反響はあるが決まらない | 高い | 不安・手間が原因の可能性。条件整理で決断が進みます。 |
| 内見はあるが失注が続く | 中〜高 | 現地減点+条件整理のセットが有効。改善余地が残っています。 |
| 反響が弱い(問い合わせが少ない) | 中 | 条件より先に「見せ方・情報・価格帯の壁」を疑います。 |
| 競合が強すぎる価格帯 | 中 | 条件調整は効きますが、最終的に価格調整も視野に入ります。 |
条件調整は万能ではありません。効く場面を見極めることが重要です。
最後に:値下げの前に「比較表で勝てる形」に整えます

- 値下げを決断する前に、条件の整理で“決断しやすさ”を作れるケースがあります。
- 重要なのは、条件で背負いすぎず、順番を間違えないことです。
- 「どこを調整すべきか」は物件によって違います。
だからこそ、才光不動産は現場目線で整理して、最短で決まる道筋を作ります。
次回予告(Vol.4)次回は、現場で本当に多いテーマ。
「売れない家に共通する3つの勘違い」を、本音で解説します。
「売れない家に共通する3つの勘違い」を、本音で解説します。
本日は以上です。
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