小さな安心が決め手になった日
こんにちは、才光不動産です。
内見の最初、玄関で靴を脱いだ瞬間に、その方は足元を見て少しだけ笑いました。
「床、冷たくないですね」
札幌で家を探すとき、冬の話題はどうしても避けられません。
でも、多くの方が最初は「広さ」や「立地」から見始めます。
その日も、条件表の話から始まると思っていました。
条件は揃っているのに、決めきれなかった理由
その方は、これまでにも何件か内見を重ねていました。
駅からの距離、築年数、間取り、駐車場。
条件だけを見れば、どれも大きな欠点はありません。
それでも決めきれなかったのは、「暮らすイメージが最後まで固まらなかった」からでした。
住む前から、なんとなく疲れる未来が見えてしまう。
そういう違和感は、意外と当たります。
「家って、広いとか新しいとかより、毎日の“しんどさ”が減る方が大事なんですね」
人は家を見ているようで
日常の負担を見ています

リビングに入ると、窓の位置、風の抜け方、暖房の配置を自然に確認されていました。
間取り図では分からない部分です。
その方が気にしていたのは、派手な設備ではありません。
「冬の朝に、着替えるのがつらくないか」、
「帰宅して、すぐ温まれるか」、
「雪の日に、動線が破綻しないか」。
つまり、生活の現実です。
決め手は「安心が先に立つ家」でした
玄関からリビングまでの空気の流れ、断熱の感覚、窓の結露の出方。
細かいことですが、冬に直結します。
「ここなら、冬が怖くない気がします」
その言葉が出た時点で、この家はもう候補ではなく、
“生活を預けられる場所”になっていました。
家は、住んでから“その人の家”になります

引き渡しの日、鍵をお渡ししたあとに、ぽつりと言われました。
「派手じゃないけど、安心できるのが一番ですね。これなら、毎日がラクになりそうです」
家は、スペックの勝負だけではありません。
その人の暮らしの癖、体力、仕事のリズム、季節の感じ方。
そうした背景と噛み合ったときに、家は初めて力を発揮します。
才光不動産では、条件整理だけでなく、「その方の日常がラクになるか」という視点でも一緒に整理していきます。
それが、後悔の少ない選択につながると考えているからです。













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