不動産査定
不動産を査定してほしいとの依頼が
少なくありません。
不動産屋に査定を依頼する場合は
”自社と契約し売買もしくは売買の仲介を
させて頂くための営業活動の一環”
なので、どこの不動産屋さんも無料で
査定を行います。
不動産鑑定士に鑑定（査定）を依頼すると
数十万円単位で費用が発生します。
不動産鑑定は不動産屋さんが行う査定よりも
厳格な不動産評価で特殊な物件の売買をする際や
裁判に用いる証拠として必要とされているので
一般的な住宅の売却の場合は
不動産屋さんの無料の査定で十分です。
机上査定と訪問査定
読んで字の如くなので説明不要ですが
「机上査定だけでいい」とおしゃられるお客様が
たまにいらっしゃいます。
才光建託では訪問査定でないと正確な査定が
出来かねますので机上査定のみは
お断りさせて頂いております。
机上査定と訪問査定で金額が一致する
ことは有り得ません。机上査定のみでは意味が
ないですし机上査定のみを望む方は売却する気が
ない方がほとんどだからです。
外観・周辺環境
クラック
0.3㎜以上のクラックがあると雨水等が
侵入して鉄筋が錆びてしまったり
耐震の低下の原因に繋がります。
境界線の確認
地積測量図と現地を照らし合わせる。
長年住んでいて自分の土地だと認識している
ところでも実際に境界線を調べると隣の方の
土地だったりすることもあります。
建築計画概要の確認
建築基準法は変化します。
30年前に新築した建物を売却する場合
現在の建築基準法に照らし合わせると
既存不適格になっている可能性が高いです。
再建築出来るか否かもチェックします。
※既存不適格になっていても違法では
ありませんのでご安心ください。
建築予定の建物
近隣に高層ビルなどの建築予定がないか
確認します。それによって眺望に大きな変化が
発生する可能性があります。
周辺環境
駅や商業施設が近くにあるか。
交番や病院がそばにあるか。
大型ダンプなどの通り道になっていないか。
ゴミ屋敷や暴力団事務所がそばにないか。
内観
間取り
和室の有無・天井の角などにカビがないか。
オープンキッチン・リフォームの有無
築年数
旧耐震基準（昭和56年5月31日まで）か
新耐震基準（昭和56年6月1日から）か？
↑
登記簿謄本で判断せず
建築確認の日付で判断します。
住宅ローンの審査に影響します。
経年劣化はどれくらいしているか？
水回り・雨漏り
風呂場・トイレ・キッチン・洗面台
水漏れなどはないか？
天井などから雨漏りはしていないか？
リフォームの有無
どこをリフォームしたのか？
リフォーム会社はどこか？
いつ？どれくらい金額がかかのか？
シロアリ被害がないか？
被害があった場合は業者に
駆除してもらう必要がある。
査定方法
原価法・取引事例法・収益還元法
上記の項目をチェックして査定を
しますが査定＝売却希望額ではありません。
実勢価格としては金額を上乗せすることが多い。
本日は以上です。
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